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矯正 叢生症例 抜歯矯正Case

矯正前⬇

:前歯が突出している、笑ったときに歯ぐきが目立つ

かみ合わせが深い

希望:歯を抜歯してもいいので、突出感をなくしたい

   



矯正終了後⬇

小臼歯を4本抜歯して歯列を並べる、それだけではガミースマイルは改善しないので上顎前歯を圧下して、抜歯でできたスペースはできるだけ前歯を後ろに下げる事に消費しました












・矯正後は正中も合っています。

・上顎のスマイルラインが下口唇のラインにピッタリマッチしています。

・かみ合わせもバッチリです。


抜歯矯正でいくか非抜歯矯正でいくかは個々の患者さんの希望と歯科医師の思い描く理想の歯並びによって選択しなければいけません。

この方のCaseでは

①大臼歯の遠心移動量はそれほど見込めなかった

②前歯全体をかなり後ろに下げたかった

③歯列弓を側方拡大しすぎるとその場で歯が並ぶだけでそれは避けたかった

 土俵のなかで大外に大きい力士が落ちそうにならんでいる状態になってしまいます。それではスタイリッシュな歯並びには程遠い。



矯正直後のため少し歯が黄ばんでいる感じがありますのでメンテナンスである程度表面の再石灰化が完了した後、ホワイトニングで白くしていく予定です。


⬇この画像いちばん左はNewYorkのDr.Cherhaの審美歯科医院のセラミック症例です。今回の患者さんはこれをイメージして歯を並べました。

歯の形が違いますのて完全に一緒にはなりませんが、治療のゴールをどこに設定するか共有することも大切になります  

     スマイルの練習必要ですね!


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